CLOSE
イメージ

教育環境に自信あり。教え・教えられる文化が支える、総合力と専門性。

医師 
初期研修プログラム副責任者

K.A.さん

Profile

2012年に市立堺病院(当時)に入職後、大学院での研究を経て復職。救命救急科の医師として臨床に携わる一方、初期研修プログラム副責任者として教育にも注力。救急と外科の専門医であり、再生医療の研究にも従事してきた経験を持つ。現在は臨床を軸に教育・研究を横断しながら、次世代の医師育成に力を注いでいる。

Interview

インタビュー

写真

自然と教え合うことで成長する「教え・教えられる文化」を土台に。

当院の特徴としてまず挙げられるのは、「教え・教えられる文化」です。上級医からの指導を受けるだけでなく、研修医同士で知識や経験を共有し、さらには後輩や学生にも学んだことを教えるということが日常的に行われています。背景には、もともと当院が堺市の公的な病院として自分たちの手で人材を育成し、地域医療を担ってきた歴史があると思います。全体として教育に対する意識が非常に高いため、カンファレンスや勉強会の機会も多く、実践と知識が密接に結びつきやすい教育環境があります。学びは受動的なものではなく、自ら主体的にアウトプットして深めていくもの。人に教えることで理解が深まり、自分の弱点にも気づける。この好循環が、若手医師の成長スピードを大きく高めています。ただ近年は、新専門医制度の影響で人材の流動性が高まり、その文化を維持する難しさも感じています。それでも、教育にかける熱意は多くの医師に共有されており、長年にわたって培われてきた空気を守り進化させていくことが、大きなテーマの一つとなっています。

写真

サブスペシャリティを持つ専門家集団の一員として、確かな実力を。

私自身は、当時流行っていた救命救急医が活躍するTVドラマにはまったことがきっかけで、もともと通っていた工学部を辞めて医学部に入り直しました。医師になってからは救急科専門医を取得し、手術の技術を学ぶために市立堺病院の外科に入職し外科専門医を取得しました。ちょうどそのタイミングで病院が現在の場所に移転して救命救急センターを新設したため、ドラマで憧れていたような救急外科医としてのキャリアを当院でスタートすることができました。その後は大学院で再生医療、特に創傷治癒の研究に取り組み、現場を離れた時期もあります。大学院での研究成果を実際に患者さんに役立てたい、また診療を通じて若い医師の教育にも関わりたいと考え、再び救命救急科に戻ってきました。救命救急の現場において、経験の量と質は医師の成長に直結します。当院では年間を通じて1万件近い救急搬送を受け入れており、幅広い症例に触れられます。特に重症外傷などの三次救急にも対応しており、救急医でありながら手術や集中治療まで一貫して関われる体制です。救命救急の専門医に加え、外科や整形外科、IVRなどの専門性を併せ持つ医師がチームで患者さんの治療を切れ目なく担う診療体制も、ほかではなかなかできない貴重な経験です。厳しさのある現場ですが、その分得られる経験値は非常に高く、短期間で確かな実力を身につけられます。

写真

厳しい医療現場だからこそ、支え合う安心感が、長く成長し続けられる理由になる。

救命救急の現場では、時には救えない命に直面し、その重みに気分が沈むことも少なくありません。精神的にも身体的にも負荷がかかる厳しい現場を支えるために、当院ではチーム医療が徹底されています。迅速な判断と高度な技術が求められるからこそ、1人の医師に責任が集中することなく、メンバー全員で患者さんを支える体制が整っています。働き方の面でもまた、変化が進んでいます。長時間勤務が常態化しがちな医療現場ですが、交代制勤務を導入し、勤務間インターバルを確保。担当患者に変化があれば休みの日でも出勤するという風土は見直され、勤務中の医師が責任を持って対応します。休むべき時に安心して休めることで、医師は心身のバランスを保ちながら、高いパフォーマンスを発揮できます。これからも、若い医師がここで成長したいと思えるような、魅力ある環境を保ち続けたいと思っています。

写真
Message

メッセージ

多くの病院がある中で、「経験を積みたい」「確かな力を身につけたい」と考える方に、当院は必ず応えられる環境です。症例数の多さだけでなく、手厚い指導と教え合う文化が、あなたの成長を後押しします。初期研修の2年間をどう過ごすかで、その後のキャリアは大きく変わります。救命救急に限らず医師としての実力を高めたい方は、ぜひ一度当院に飛び込んでください。

取材日:2026年5月